京都府生涯現役クリエイティブセンター

リカレント研修「オープニングセミナー」を開催

 
令和3年度リカレント研修のオープニングセミナーを9月9日、オンラインで開催しました。
このセミナーは、10月から順次開講するリカレント研修(分野別研修)に先立って実施したもので、龍谷大学政策学部の中森文孝教授から人生100年時代に向けての学び直し、新たな気付きのヒントとなる基調講演をいただきました。セミナーには、リカレント研修の受講を予定している40名が参加しました。
開講にあたり、京都府生涯現役クリエイティブセンターの小畑英明センター長(京都経営者協会会長)が挨拶。クリエイティブセンターのミッションと取り組みをあらためて紹介するとともに「みなさんが第一期生。今回の研修を終えて、『これから長く仕事をし続けるうえで役に立った』『刺激を与えてもらった』等と言ってもらえるように頑張っていきたい。みなさんは仕事をしながらで大変だと思いますが、将来に向けた力を蓄えていただきたい」と述べました。
中森先生の講義テーマは、「中小企業の知恵のマネジメント 無形の強みと不合理との関係性を理解する」。中小企業における様々なマネジメント上の知恵や工夫を日本の中小企業の事例だけでなく、米国に進出し好業績を上げる日系企業の事例も紹介しながら、文化や価値観の違いを克服する工夫について触れられました。そうした知見は日本の大企業が忘れかけていることがあると指摘する一方、それを忘れていない中小企業は少なくなく、一見すると経済的に不合理であっても、そこには無形の知的な資産が存在することを事例を交えて紹介されました。「会社の規模が違えども会社の究極の目的は同じ(=社会に役立つこと)であるはず。大手の良さと、中小企業にある大手にはない良さとを共有しあうことが大切。クリエイティブセンターの研修での学びを、これからに生かしていただきたい」と締めくくられました。
最後に閉講挨拶として、京都府生涯現役クリエイティブセンターの廣岡和晃副センター長(連合京都会長)が「働く皆さんが生きがいを持って活躍し続けられるとともに、地域課題の担い手不足の解消との両方が、センターの取り組みを通じて図られることを祈念します」と締めくくりました。

 
 
西口泰夫氏イメージ