リカレント教育
働く人の新しい学びを応援します!
- 起業・創業、ソーシャルビジネス、新規事業展開
- 受講費用:9,000円
- 定員:15名
立命館MBAエッセンシャルズ
NEW立命館大学ビジネススクール連携コース
経営戦略(基礎)コース
研修趣旨・受講目的
計3タイプのベストセラーのビジネス書を用いて経営戦略の基礎を学びます。1)1980年代のイノベーションを興す日本企業の組織のメカニズムを解説する『知識創造企業』と、2)さまざまなイノベーションを起こして業界を席巻した企業であるにもかかわらず、その後、失敗してしまうことに言及した『イノベーションのジレンマ』、3)日本企業の経営者的人材の枯渇を憂い、経営マインドを持つ人材育成の必要性を解く「戦略プロフェッショナル」シリーズ(『戦略プロフェッショナル』『経営パワーの危機』『V字回復の経営』『ザ・会社改造』)です。この講座では、各書の大枠やエッセンスを紹介し、その上で論点を挙げて議論します。
申込期間:11月6日(水)~11月20日(水)17:00
POINT1: 身につく知識とスキル
・管理職として求められる経営学の知識や企業の長期的な視点を踏まえての意思決定能力
・ビジネスリーダーとなるための「備え」「心構え」
POINT2: 学びをフルに活かしてみよう!
経営学の知識に基づいた意思決定を図る
求める受講生
・話題となったビジネス書を読んでみたいという方
・企業の技術系の専門職や自治体の職員など、これまで経営的な訓練を受ける機会・経験がなかった(少なかった)方
研修講師
水野 由香里氏
立命館大学
経営管理研究科
教授
研修講師からの
メッセージ
MBAに足を踏み入れる「入口」として、MBAエッセンシャルズでMBAや経営戦略について関心を持っていただき、自分自身をどのようにエンカレッジしていけばよいのかを考えたり、将来の経営者的人材として、もっと深く学ぶための足掛かりにしたりしてもらいたいと考えています。
12月4日(水)
19:00-20:30
Zoomによるオンライン授業
《主な内容》
『知識創造企業』を読み解く
世界的なベストセラーのビジネス書『知識創造企業』を読み解いていきます。経営学の領域では、1980年代の日本企業の競争力の強さを指摘した研究が国内外を問わず、たくさんあります。そのなかでも、日本企業のイノベーション(知識創造)のスピードがなぜ速いのか、その当時、日本企業がどのような組織のマネジメントをして国際競争での優位性を発揮していたのか、の論理を導出したSECIモデルについて理解していきます。
※ディスカッションを取り入れた双方向型の授業にしていきたいと考えていますので、ぜひ、ビデオオンによる授業参加にご協力ください。
12月11日(水)
19:00-20:30
Zoomによるオンライン授業
《主な内容》
『イノベーションのジレンマ』を読み解く
ハイテク企業の熾烈な競争の経緯を理解することができる世界的なベストセラーのビジネス書『イノベーションのジレンマ』を読み解きます。残念なことですが、「競争の感覚を研ぎ澄まし、顧客の意見に注意深く耳を傾け、新技術に積極的に投資し、それでもなお、市場での優位性を失う優良企業」(p.Ⅰ)が存在します。なぜ、このようなことが起こってしまうのか、そして、その背後にはどのような論理があるのか。これらの問いの解を著者であるクリステンセンの研究(ハードディスク・ドライブの事例研究)から理解していきます。
※ディスカッションを取り入れた双方向型の授業にしていきたいと考えていますので、ぜひ、ビデオオンによる授業参加にご協力ください。
12月18日(水)
19:00-20:30
Zoomによるオンライン授業
《主な内容》
「戦略プロフェッショナル」シリーズを読み解く
1980年代以降の日本企業や組織のマネジメントで露見した大きな経営的・組織的課題である「組織の機能不全」や「経営者的人材の欠如」について警笛を鳴らしたベストセラー・シリーズを読み解きます。このシリーズでは『戦略プロフェッショナル』『経営パワーの危機』『V字回復の経営』『ザ・会社改造』を紹介します。いずれのビジネス書も、読み応えのある、企業経営を考える上での示唆に富んでいます。
これらのビジネス書を手掛かりに、ビジネスを創造するリーダーとなるためにはどうすべきか、そして、このようなビジネスリーダーをどのように育成したらよいのか、を考えてみましょう。
※ディスカッションを取り入れた双方向型の授業にしていきたいと考えていますので、ぜひ、ビデオオンによる授業参加にご協力ください。
立命館大学RBSビジネス創造リンケージ事務局
E-mail: rbs-ras@st.ritsumei.ac.jp
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