• リカレント
  • 定員:15名

データサイエンスと行動経済学分析・活用コース(基礎編)

研修趣旨・受講目的

本研修は、大きくは「データサイエンス」と「行動経済学」の2つの領域から構成されており、それぞれ初学者向けの基礎理論の解説に始まり、その理論を具体的な課題へ応用することを通じて人間行動や社会構造を理解するための技法について学びます。
キーワード:行動経済学、深層学習、データセキュリティ、機械学習


POINT.1 身につく知識とスキル


・経済学と心理学の融合領域である行動経済学の基礎理論、およびビジネスや政策など現実の社会でのその実践的活用のため技術と知識
・データ収集法およびデータ処理の基本、仮説検証の方法、現代社会におけるデータ解析とその利用の実例





POINT.2 学びをフルに活かしてみよう!


「行動経済学」と「データサイエンス」の各領域から基礎的な知識、汎用性の高い情報を提供します。事例研究を通じて人間行動や社会課題の構造的理解に、さらにはビジネスシーンでの課題解決に結び付く学びを得ることができます。


求める受講生

民間企業のビジネスパーソン、地域行政関係者、行動経済学やデータサイエンスに関心のある初学者

研修講師

  • 京都先端科学大学
    経済経営学部 准教授
    石原 卓典

  • 京都先端科学大学
    経済経営学部 准教授
    難波 敏彦

研修講師からの
メッセージ

本講義では、京都先端科学大学大学院経済学研究科が設置する「データサイエンスと行動経済学コース」の担当教員が、現実的に有用性が高い様々な経済理論のアイディアやデータ分析の技法を初学者向けに丁寧に解説します。

日程/会場
概要

2025年6月25日(水)

18:30~20:30

京都経済センター

《主な内容》
講師:石原准教授

行動経済学:経済学で考える人間心理
行動経済学では、人間には意思決定のクセがあることを前提として実社会を分析します。
行動経済学の基本からはじめ、実社会への応用について解説します。

【事前課題】
事前課題はありません。
推薦書や関連資料は講義内で案内します。

2025年7月2日(水)

18:30~20:30

京都経済センター

《主な内容》
講師:石原准教授

データサイエンスとしての社会実験
政策等の効果測定のための手法として、社会実験が行われることがあります。本講義ではデータを生み出し活用する方法の一つとしての社会実験の手法と実例について解説します。

【事前課題】
事前課題はありません。
推薦書や関連資料は講義内で案内します。

2025年7月9日(水)

18:30~20:30

京都経済センター

《主な内容》
講師:難波准教授

実験経済学と行動経済学
実験経済学は、人間の意思決定の“クセ”を実験によってあぶり出す学問です。本講義では、実験経済学と行動経済学との関係について解説した後、簡単な実験を実施し、これら2つの学問分野における理解を深めます。

【事前課題】
事前課題はありません。
講義資料は当日配布します。推薦書や関連資料は講義内で案内します。

2025年7月16日(水)

18:30~20:30

第八長谷ビル

《主な内容》
講師:難波准教授

機械学習と経済学
機械学習はさまざまな分野に応用されていますが、経済学も例外ではありません。本講義では、機械学習に関する基礎的な内容を解説した後、応用例について経済学を中心に紹介します。また、機械学習の理解を深めるために、皆さんに簡単なプログラムを提供し、実際に動かしていただきます。

【事前課題】
事前課題はありません。
講義資料は当日配布します。推薦書や関連資料は講義内で案内します。

・「行動経済学」は、経済学と心理学の融合領域にあり、ビジネスや政策など、現実社会でその実践的活用が拡がりを見せている実践的経 済学です。
・「データサイエンス」は、機械学習の技術的発展やビッグデータの蓄積によって飛躍的にその有用性が高まっている、ビジネスや社会の 課題の解決や意思決定に役立つ情報が得られる学問です。

■ 即座に答えを求めず、じっくりと考えてから行動するようになりました。
■ 断片的な知識が体系的に整理できた。

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