• ビジネス
  • 定員:20名

公益社団法人京都府観光連盟 提供講座
観光経営人材育成コース

研修趣旨・受講目的

内外の急激な環境変化をチャンスととらえ、経営の基礎理論に最新のAI技術やデジタルツール等を効果的に活用した事業経営を打ち出すことで、京都の観光関連事業をさらに飛躍・発展させる人材の育成を図ります。


身につく知識とスキル


前半の「レクチャー編」では、観光関連事業を進める上で必要な経営学全般の理論を学びます。
後半の「体験編」では、レクチャー編の学びをもとに、観光業が直面する事業課題を考え、解決のプロセスを体験します。


求める受講生

京都府内の観光関連事業者、及びIT技術者やソリューション提供者とします。

研修講師

  • 京都大学経営管理大学院
    客員教授 前川佳一 

    他12名

研修講師からの
メッセージ

近年の苦難の時期を乗り越え、観光は復活の途上にあると言えるでしょう。 この間も、テクノロジーは進化を続け、われわれの生活にも大きな影響を与えてきました。 DX(デジタルトランスフォーメーション)、オンライン会議・講義、生成AIの進化など。
観光業界が発展し日本経済を支えていくためには、こうした最新のAI技術やデジタルアプリにも柔軟に対処していくことが求められるでしょう。 ただ、これらにやみくもに飛びつくのではなく、観光経営の理論や現状に照らし、どのように役立たせることができるのかという工夫が必要なのではないでしょうか。本セミナー前半の「レクチャー編」では、経営学全般(経営戦略、マーケティング、組織論、会計学、統計)の基礎を学んでいただきます。 後半の「体験編」では、それらをベースとして、改革のアイデアを実践するうえでの課題を示し、さらにそれらを乗り越えるための演習や模擬体験も用意しました。 セミナー終了後には、あなたが現場に戻って取り組むべきそれぞれの方向性やノウハウなどが、形を現しはじめることと確信しています。

日程/会場
概要
レクチャー編

対面・オンライン(Zoom)の選択制(ハイフレックス形式)
※ 対面での受講を推奨いたします。
対面講義会場:京都大学経営管理大学院内

2026年8月6日(木)

9:20-16:40

《主な内容》
■レクチャー編オリエンテーション
 各講義の構成と狙い、受講生の方に学んでいただきたいポイントを紹介します。
■統計の基礎
 観光に関するデータをどう理解し、事業にどう活かすのか。そのために必要な統計の基礎を学びます。
■管理会計Ⅰ・Ⅱ
 講義の前半は、会計数値を読み解く「数字の見方」について解説します。後半は、観光を含むサービス業界における管理会計の特徴や観光業界におけるダイナミックプライシングの現状を解説します。

2026年8月7日(金)

9:30-16:40

《主な内容》
■組織経営Ⅰ・Ⅱ
 観光事業にとって、経営基盤の一つは、ヒト(人材)及びその集まりである組織です。今回は観光分野での組織におけるやる気の向上と、従業員のアイディアや貢献を引き出すリーダーシップのあり方について考えます。
■観光人財マネジメントⅠ・Ⅱ
 観光人材を日々の業務の中で育成するという視点から、実践的な人財マネジメント手法を検討します。

2026年8月24日(月)

9:30-16:40

《主な内容》
■ホテル・リゾート企業のマネジメントⅠ・Ⅱ
 変化の激しい現代におけるホテル・リゾートの運営を、地域社会との共生といった視点から実践的に考えるほか、総支配人の立場から、人・自然・社会・経済の持続的なバランスを築く「実践知」を探求します。
■マーケティングⅠ・Ⅱ
 観光ビジネスが成り立つには、観光客視点で観光ビジネスを見直し改善し続けることが大事です。単なるプロモーションではなく、顧客を理解し、顧客価値を創造・共創するプロセスとして、デジタル時代、AI時代のマーケティングについて考えます。

2026年8月25日(火)

9:30-17:30

《主な内容》
■経営戦略論基礎
 観光関連事業にとって「経営戦略」の視点で、事業を見つめ直すきっかけを提供します。DXやAIなどのトレンドに対応するために、経営戦略との関係を考えます。
■DXの基礎
 DX(デジタルトランスフォーメーション)をどう捉えているか、そもそもDXとは何かについて、デジタルとはから説き起こし、最近注目されているAIの活用まで含め学びます。
■未来予測から導くこれからの地域戦略/観光地域マネジメントの最前線
本講義では、じゃらんリサーチセンター独自の「2040年観光未来需要予測」を読み解き、バックキャスティングの視点から今取り組むべき戦略を提示。最新の地域での生産性向上や高付加価値化の具体例を交え、持続可能性の高い実践的手法を考察します。
■総括・まとめ
 レクチャー編での学びをふまえ、各受講者が活用する構想を発表、その実現性を講師や他の受講生とともに考えます。

体験編

対面・オンライン(Zoom)の選択制(ハイフレックス形式)
※ 対面での受講を推奨いたします。
対面講義会場:京都大学経営管理大学院内

2027年2月8日(月)

9:15-16:40

《主な内容》
■体験編オリエンテーション
 体験編各講義の構成と狙い、受講生の方に学んでいただきたいポイントを紹介します。
■システム開発演習 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
 自身の事業を変革することを想定し、観光関連事業の経営・運営上の課題を取り上げ、DX手法を用いてソリューションを導き出すプロセスを体験します。

持ち物:ノートPC

2027年2月9日(火)

11:10-16:40

《主な内容》
■システム開発演習 Ⅴ
■プロジェクトマネジメント演習Ⅰ・Ⅱ
観光のサービス・プロダクトを作る「プロジェクト」を成 功 に 導 く に は 適 切 な「プロジェクトマネジメント」が必須です。 プロジェクトマネジメントの世界標準であ る「 P M B O K 」を 通 じ て 、必 要 な プ ロ セ ス や 知 識 の全体像と実践における注意点を学びます。

持ち物:ノートPC

2027年2月18日(木)

11:10-16:40

《主な内容》
■リアル課題演習 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
8月の「レクチャー編」の理論や、直前の「体験編」の開発演習を前提として、実際の課題を構想するために、以下の演習に取り組みます。
課題発想のためのヒント(観光施設のマネジメント事例、DX時代の情報セキュリティなど)や課題分析ツールをもとに、グループで具体的な実践方法などを討議します。

持ち物:ノートPC

2027年2月19日(金)

9:30-12:30

《主な内容》
■リアル課題演習 Ⅳ
■まとめ/修了式/茶話会
 セミナー全体を振り返り、受講生がセミナーを通じて得られた気づきや今後の自業務への反映について発表し共有します。また、その発表をもとに各受講生が作成する「課題レポート」について説明し、後日提出いただきます。

持ち物:ノートPC

本コースに関心のある方は、以下お問合せ先までご連絡ください。
一般社団法人京都ビジネスリサーチセンター
京都府観光経営セミナー事務局
京都市左京区吉田本町36-1(京都大学経営管理大学院内)
電話:075-753-3543
受講に関する注意事項
・このセミナーは、レクチャー編と体験編から構成され、両編の受講が申込要件となっております。
・欠席講義については、後日講義ビデオ視聴できるよう準備予定ですので、修了までに視聴をしてください。
・必要条件を満たした方には受講証明書を授与します。
・本セミナー受講後、受講者にはレポートを提出いただく予定です。テーマや形式については、オリエンテーションまたは講義の中で説明いたします。