TOPICS

京都府生涯現役クリエイティブセンターでは、令和6年度前期リカレント研修を6月から開講しております。それぞれ最終回を迎えたコースから、今回は３つのコースについてご報告いたします。
―――
① 若者定着・活躍応援コース（テーマ①、テーマ②：各2回+オンデマンド学習）
―――
開催日: 2024/7/4～9/24
講師：京都橘大学　経営学部 准教授　西野 毅朗氏
内容：若手（特に新入社員）を対象に、職場で活躍するための基礎力を養うための「コミュニケーション」と「レジリエンス」をテーマとした講座を、オンライン（オンデマンド）と対面にて開催。オンライン講座で基礎知識を学び、対面講座ではその知識を職場・業務で活かす方法をグループワークの中で参加者同士交流を図りながら課題に取組んでいただきました。先輩社員とのパネルディスカッションでは、経験に基づくアドバイスを受けることができ、意識変容に繋がり、ご自身の職場で即活用いただけるスキルを学んでいただくことができました。

参加者の声：「上司が簡単にやっているように思えたコミュニケーションを、言語化して対面授業で実践することでとても有益だった」「報告義務の認識が改まり、業務での報告が円滑になった」「対面授業やグループワークを通じて、具体的なコミュニケーション技術を習得し、業務に活かすことができた」「従来の講義内容とは異なる視点や考え方を学び、大変勉強になった」といったご感想をいただきました。

―――
② 経営マネジメント力養成コース（全6回）
―――
開催日:2024/6/24～9/2
講師：龍谷大学　政策学部　教授　中森 孝文氏
　　　公認会計士　安藤 亮史氏
内容：企業競争力の源泉（強み）を見つける方法を、マーケティング、マネジメント、ファイナンス・アカウンティングの視点から学び、強みの維持・強化・活用のストーリーを作成。このストーリーを通じて、強みをどのように活かしていくのかを考えるとともに、自分自身がそのストーリーにどのように貢献していくのか、グループワークの中で他者との違いや強みなどを意識し切磋琢磨することでキャリアプラン描いていただき、最終回では全体発表を行いました。

参加者の声：「組織のため、社員のために動くことが、果ては自分自身のためであるとより強く思えるようになった」「今後、自分自身が経営の主体になっていかないといけないという自覚のもと、具体的な行動をする上で今回の研修は重要な指針になった」「リカレント研修を受けたことで、経営の観点からはじめて自分の会社を見て、自分の役職に対する当事者意識が高まった　今後はもっと自覚を持って行動したい 」といったご感想をいただきました。

―――
③ データサイエンティスト育成コース（全6回）
―――
開催日:2024/7/29～9/9
講師：京都女子大学　データサイエンス学部　准教授　林 邦好氏
内容：デジタルトランスフォーメーション（DX）の定義やデータサイエンスの役割から、統計学の記号やデータタイプに応じたデータの要約・可視化方法、クロス集計や項目間の関連性評価による仮説検証の手法を座学で学び、ハンズオン演習では、データの結合・抽出、条件分岐、繰り返し処理、記述統計および推測統計の基礎をExcelを用いて実践することで、理論だけではなく、現場ですぐに活用できるスキルを学んでいただくことができました。

参加者の声：「データサイエンスの基礎を林先生から丁寧にレクチャーいただけたことで大変学びやすかった、分析の視点を得ることができました 」「データサイエンスがどのようなものかを入門レベルで分かるようになった」「独学では学べないことを教えて頂けた」といったご感想をいただきました。

多くの皆様に研修にご参加いただき、心より感謝申し上げます。
いただいたご意見を大切にし、今後もさらなる充実した講座を企画してまいりますので、引き続き、皆様のご参加をお待ちしております。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

〇リカレント研修についてのお問合せ
　京都府生涯現役クリエイティブセンター
　電　話：075-741-8600
　メール：info@recurrent-kyoto-com